千葉県南部、房総半島の最南端に位置する千倉町(平成18年3月合併により南房総市千倉町)は、太平洋に面した典型的な半農半漁の町です。観光面では、夏の海水浴シーズン、早春の花畑、花摘みシーズンの2期が繁忙期となっています。
しかし、近年レジャーの多様化から夏の海水浴シーズンは低迷しており、むしろ春の花シーズンの方が、入り込み客数が増加の傾向にあります。
夏の最盛期は約20日前後と期間が短いのに比べ、春の花の時期は正月あけから、3月下旬までの約3か月と期間の長いこともその要因となっています。
「花の千倉、花の南房総」は、毎年1月になると早春の花畑の様子がテレビ、新聞などで取り上げられることから、風物詩として定着してきました。一方、花の生産者の高齢化や景観への配慮の不足など、様々な問題をかかえており、今後の春の観光客減少が懸念されています。
千倉町では、ここ数年、町、商工会、農家、観光関係事業者などが中心となり、花畑オーナー制度、食用花の活用、体験メニューづくりなど、「花」をテーマとした新たな事業に取り組んでいます。
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